gcodeのつくりかた

準備するもの(3Dデータとスライサソフト)

□stl形式の3Dデータ(ほとんどの3D CADやCGで作成したものであれば、stl形式で保存できます)

□スライスソフト

 gcodeの作り方についてはお客様にお任せしており、弊社ではインストールおよびスライスについての責任はとれません。

他にもスライサソフトはございますが、弊社では下記2つのソフトを使っています。

cura (無料です)

simplify 3D( 有料ご参考USD149 2016.11時点です)

 

※造形が心配な場合にはstlファイルやCADデータを添付して頂くことも可能ですが、gcodeを作成する作業と確認作業が発生しますので、別途お見積りとなります。ご了承ください。

 



スライサの設定        curaを使用した場合 Basicの設定例

Basic 設定

 DocoFabでの造形は3Dプリンタ‘Nt100’で行うので、スライサソフトの設定をNt100に合わせて行います。右の値は弊社で採用しているデータです。ご参考まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ①ノズル温度はABS,PLA(ユニチカのテラマックフィラメント)の共に右記の温度設定をおすすめしています。

 

②ベッド温度右記の温度設定をおすすめします。

 

 

③サポート材が造形に対して必要か否かを判断してください。必要な場合にはつけてください。ここではサポート不要(None)の設定になっています。

④フィラメント径は1.75ミリです。

cura Basic設定    
プリント品質   ABS STD
積層ピッチ 0.05~0.35mm 0.2
外壁厚み 0.4mm以上 0.8
リトラクト  有効 TRUE
塗潰し    
最下面と最上面厚み 0.8mm以上推奨  
塗潰し密度
  1. 0~100%
20%
プリント品質速度およびノズル温度    
プリント速度 5~70mm/s推奨30mm/s 50mm/s
①ノズル温度 PLA 235℃ 235℃
  ABS  250℃ 250℃
②ベット温度 PLA 85℃ 85℃
  ABS  110℃ 110℃
③サポート   None
     
④フィラメント径    
  1.75mm 1.75mm
押出比率 標準85% 下限70% 上限110% 100%


cura Advanced

 同じくAdvancedの設定例です。ご参考まで。

cura Advanced設定例  
プリンタ設定  
ノズルサイズ 0.4mm
リトラクト  
速度 40mm/s
引き戻し量 4.5mm
プリント品質  
初期層の厚さ 0.25mm
Initial layer line width 0.4mm
ワーク底部を切断 0
2重押出時の重なり量 15%
速度  
移動速度 150mm/s
最下層プリント速度 20mm/s
ぬりつぶし速度 90mm/s
Outer shell speed 36mm/s
Innter shell speed 45mm/s
冷却  
層の最小プリント時間 2秒
冷却ファンの有効化 TRUE